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2010/11/04
ナノスケールの鉄磁石を電界でコントロール!

本学大学院融合科学研究科ナノサイエンス専攻の山田豊和特任准教授を中心とする研究チームは、鉄磁石をナノスケール(1 ナノメーター=1x10-9m)まで小さくすれば、電界をもちいて、鉄磁石のN極S極の制御が可能であることを、世界で初めて発見しました。
磁石のN極S極の向きは、磁場を用いてコントロールすることができるのはよくしられた特性であり、例えば、方位磁針の磁石針は、地球の作る磁場の方向を向いています。この磁石のN極S極をコントロールするために、磁場を使用していますが、この磁場を発生するには銅線をまいてコイルをつくって電流を流さなくてはならず電力が消費されています。
一方、電流を使用せず、電界(電圧)を磁石にかけることで磁石をコントロールすることができれば、電力消費は生じません。これまで、電界を使って磁石をコントロールする技術はあっても、そのような振る舞いを示す金属磁石は存在しないと考えられていました。しかし、山田特任准教授らは、鉄磁石をナノスケール(1ナノメーター=1x10-9m)まで小さくすれば、電界をもちいて、鉄磁石のN極S極の制御が可能であることを、世界で初めて発見しました。
ナノスケールの鉄磁石をもちいることで、電流を使用せず、電界をもちいて磁石のコントロールができるため、電力消費の無い全く新しい情報端末機器が実現し、地球規模での革新的な省エネルギー化が強く期待できます。

詳しくは、こちら[pdf]をご覧下さい。


本研究成果は、平成22年11月1日(月)(日本時間)発行の英科学誌「Nature Nanotechnology」(ネイチャー・ナノテクノロジー)にオンラインで掲載されています。 Digital object identifier (DOI) number は、10.1038/NNANO.2010.214


11月3日付、毎日新聞(社会面)にも掲載されました。
紹介記事はこちら[pdf]をご覧下さい。
11月3日付、千葉日報(1面)にも掲載されました。
紹介記事はこちら[pdf]をご覧下さい。
11月4日付、日本経済新聞(34面)にも掲載されました。
紹介記事はこちら[pdf]をご覧下さい。
11月5日付、朝日新聞(26面)にも掲載されました。
紹介記事はこちら[pdf]をご覧下さい。

また、共同通信社を通じて全国27新聞社のWeb版にも掲載されました。