ミュンヘンは物価が高いので、アパートを借りるとなるとお金がかかります。一番安い部屋で一ヶ月533ユーロくらいでした。
ミュンヘン大学の学生寮は沢山の人が利用したいので、利用する場合はかなり前から予約をしなければいけません。正確にはわかりませんが6ヶ月くらい前からでしょうか。
学生寮は利用していないので詳しいことはわかりません。
僕の時はEbert先生の秘書のRitaさんがMax planck Instituteのゲストハウスを予約してくれたので、そこに泊まることが出来ました。Ebert研究室に近く、設備も充実しており、ここに泊まることができたのは幸運でした。2ヶ月前で予約できましたが、いつも空きがあるわけではないのでもっと前から予約したほうがいいでしょう。
以下ではこのゲストハウスについて詳しく説明します。
研究室からの行き方
研究室からは歩いて20分です。毎日この道を歩いて研究室に通います。
ミュンヘン空港から行く場合はEbert研に行く時と同じで、"Einzelfahrkarte 4 und mehr Zonen"という乗車券を10.80ユーロで購入して、S8番に乗ってMarienplatzまで行き、U6番のKlinikum Großhadern行きに乗りかえます。研究室に行くには終点の一つ手前のGroßhadernで降りますが、MPIのゲストハウスに行くには終点のKlinikum Großhadernまで行きます。
Klinikum Großhadern駅はガラス張りのピラミッド。
周りには特に何もない。
すぐ近くにバス停があるので、266番のバスに乗り、Max-Planck-Instituteで降りる。バスを使わずに歩いても行けますが、空港で購入したチケット"Einzelfahrkarte 4 und mehr Zonen"でそのままバスも使えるので、スーツケースがあるときはバスで行ったほうがいいです。
降りるところはこんな感じです。
南側にMPIが見えます。
近づくとプランク先生の像が出迎えてくれます。まずはこのメインの建物に入り、すぐ右側のカウンターに受付の人がいるので、パスポートを提示してゲストハウスの鍵をもらいましょう。ゲストハウスはすぐそばにあります。
ゲストハウスはMPIの建物の向かって右にあります。
部屋の中はこのような配置。バスタオルと歯ブラシ、歯磨き粉、コップが置いてあります。金曜日には掃除が入って、ゴミ箱のゴミを回収してくれたり、バスタオルを交換してくれたりします。
各部屋にバスルームがあり、ドライヤーが備え付けてあります。
冷蔵庫とガラスコップ、マグカップ、平皿2枚、フォーク大小、スプーン大小、ナイフが各部屋にあります。
3階にはほとんど完璧な共用のキッチンがあります。共用のスペースなので、使ったものは速やかに洗って片付けてください。汚したらすぐに掃除してください。
写真に写っている以外にも、コンロとシンクが2箇所ずつあり、電子レンジ、オーブン、湯沸し器もあります。また、鍋やフライパン、平皿、コップ、フォーク、スプーンなどもたくさんあります。しかし、お椀は少なく、まともな包丁はありません。
同じ階にダイニングとテレビの見られるリビングルームがあります。料理した後ここで食事ができます。
0階に洗濯機と乾燥機のある部屋があります。洗濯するには50セント硬貨が3枚必要です。1ユーロ硬貨と50セント硬貨一枚ずつではだめです。
普段から50セント硬貨は使わずに貯めておきましょう。洗濯機の使い方はこちら
wifiはゲストハウスのwifiがあります。平日の8:30から17:00くらいまで間に0階の事務に行ってアカウントとパスワードをもらうと使えます。
しかし、ここのwifiは20分おきくらいに切れて、再度ユーザー名とパスワードを要求されるので使い勝手が悪いです。また、電波が弱く、通信速度も速くないです。
幸いゲストハウスではeduroamが使えたので、こちらのほうが勝手に切れることがない分使いやすいと思います。
まとめとして、ここのゲストハウスは快適です。部屋のドアは外側にドアノブがないので古典的なオートロックになっています。鍵を持たないまま部屋から出てしまうと、もう入れません。管理人さんは平日の8:30から16:00か17:00ころまでしかいないので、閉めだされると非常にまずいと思います。
ちなみに管理人のEbertさんはとてもいい人で、ゲストハウスのことでわからないことがあれば丁寧に教えてくれます。また、日本語で書かれたミュンヘンの地図をもらえます。