ここでは、全体の注意事項をまとめます。
JASSOの奨学金は渡航期間によって支給される金額が違います。
一ヶ月未満なら8万円、一ヶ月以上2ヶ月未満なら16万円というふうに決まっています。
これは、海外にいる日数で計算しますので、16万円の奨学金を希望している場合は、31日以上海外に滞在することが条件となります。
研究室ではWifiは使えないのでLANケーブルを使った接続になります。接続端子の無いPCを持って行く場合はコネクターを用意してください。
ゲストハウスではWifiが使えますが、電波が弱く、定期的に切れるので使いにくいです。eduroamに繋ぐのが一番いいでしょう。
パスポートは常に携帯してください。
クレジットカードからのキャッシングやその他現金を現地でおろせるカードを使いたい人はATMを利用できます。
写真のATMはマリエンプラッツ周辺のデパートの前などにあります。ATMは街を歩けばいくつか発見できました。英語表示には出来ますが、日本語にはならないでしょう。
海外だと、調理器具が無かったり、食材が違ったりしてバランスの良い食事がうまく取れないことがあります。特に野菜は不足しがちなので、体調を崩しやすくなります。
海外で体調を崩すということは大変なことです。そうならないように、野菜やフルーツを積極的に摂取してください。オレンジやりんご等は調理がいらないので楽だし美味しいのでお勧めです。
2011年のシリア内線を受け、ドイツはシリアからの難民受け入れを開始しました。以降年間20万人以上のシリア人が難民認定を求めてドイツに押し寄せました。2016年に入ってからはコソボからの難民が増えています。2015年秋の時点では労働力としての難民流入を歓迎していたようですが、難民から移民となった人たちが求める単純労働の求人は少なく、多くの移民が失業者登録をすれば莫大な社会保障費の給付のため、期待していた経済効果よりも出費が先行する見込みです。
また、2015の11月にフランス・パリで起きた連続テロでは実行犯グループの一部がシリアからの難民としてギリシャに入国し、そこからパリに移動した事が判明しました。大晦日にはドイツ・ケルンで集団窃盗・性的暴行事件が起きました。容疑者の過半数は難民申請中だったようです。
これらの問題を受けて、世論は大きく変わり、受け入れに対して否定的な意見が増えているようです。
安全な留学生活を送るためには、情報収集が大切です。在独日本大使館に登録し、テロやデモに関する注意喚起のメールを受信できるように設定するとよいでしょう。